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多職種研修会が行われました

町内の病院や事業所で医療、介護、福祉に関わる職員を対象とした、多職種研修会が1月7日(土)に健康管理センターで行われました。

この研修会は、高齢化率が進む中、介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくことができるよう医療、介護、福祉が連携し、実現可能な目標や解決案に向け協働することを目的とし、健康福祉課が主催したものです。

この日は、町内の開業医や調剤薬局の薬剤師、介護士、ヘルパー、福祉業務に携わる事務職員などのほか、当院からは医師や看護師、薬剤師や放射線技師などの医療技術職員が参加しました。

参加者は、グループごとに、用意された場面(退院を控えた患者さんの関係者が集まり、退院前の調整検討会を行っているとの想定)のシナリオに沿ったロールプレイを行いました。その後、意見交換を行い、それぞれのグループから、医療と介護の連携強化策について発表しました。

また、岐阜県県北地域医療センター・国保白鳥病院センター長の後藤忠雄先生による「地域包括ケアシステムと在宅医療・介護連携」と題した基調講演も行われました。

参加者は、今後さらに進んでいく高齢化の中、一人ひとりが担う役割の大きさや複数業種の連携によって生み出される支援の可能性や連携の大切さを感じていました。