平成26年4月の診療報酬改定に伴い、平成27年2月1日より「地域包括ケア病床」を設置しました。

地域包括ケア病床とは

『地域包括ケア病床』は、入院治療後に病状が安定した患者さんに対して、在宅復帰に向けて医療管理、診療、看護、リハビリを行うことを目的とした『在宅復帰支援のための病床』です。

急性期の治療が終了した患者さんが対象となり、在宅復帰等へ向けて経過観察やリハビリ提供を実施します。具体的には以下のような方が対象となります。

1. 当院にてもう少し経過観察が必要な方
2. 在宅復帰に向けて積極的なリハビリが必要な方
3. 在宅療養の準備が必要な方

ただし、地域包括ケア病床に入室後、病状等により最長６０日以内での退院が原則となります。入院に関しては、病棟の退院支援担当者にご相談下さい。

当院の病棟では、個室の23号室、25号室及び4床室の30号室、35号室の合計10床を地域包括ケア病床として設置しております。

上記のような患者さんのために、当院では『地域包括ケア病床』をご用意し、安心して退院いただけるように努めてまいります。

地域包括ケア病床に入院すると

在宅復帰をスムーズに行うために『在宅復帰支援計画』に基づいて、主治医、看護師、リハビリスタッフ、ケアマネージャー、在宅復帰支援担当者などが協力して、効率的かつ積極的にリハビリや退院支援、相談を行っていきます。

ご相談・お問合せ

地域包括ケア病床についてのご相談やお問合せは、地域医療連携室または病棟退院支援担当者までお尋ねください。（電話：0238-61-1111/代表）